何気なくマンションのゴミ捨て場に新聞を捨てに行ったのですが、そこで見てしまいました。
サピックスのものと思われる大量のテキストが捨ててあるのを!
なぜなんでしょう、見てはいけないものを見てしまったような。そして、なんとも言えぬ不思議な想いが込み上げてきて、ぼんやりとそのテキストを眺めてしまいました。
「どこの子なんだろう・・・」(とはいっても、マンションの住人をほぼ知らない。)
から始まり、
「希望するところに受かったのかな?」(見知らぬ人の子供のことながらちょっと心配)
「とりあえず受験はもう終わったんだよね。というか、学校はもう始まってる時期だから、今頃ホッとしているのかな。」(ちょっぴり羨ましい気も)
「我が家もこうやって大量のテキストを捨てる時期がくるのかな。」(早くその日が来てほしいような、なんだか寂しいような)
「もちろん、捨てる時期は来るんだろう。その時は笑顔でいられているのかな・・・」(うちの子、大丈夫かな?)
「見知らぬの子の進学先を心配する気持ち」が3分の1、
「今まさに闇の中のいるように感じているこの受験勉強は必ず終わるっていうホッとした気持ち」3分の1、
残りの3分の1は「なんだか寂しい気持ち」・・・なかなか成績上がらないことにイライラすることも多々ありますが、なんだかんだで娘と一緒にいたり勉強できるこの幸せな時間。2年後には受験は終わって中学生になっているであろう娘を思うと、子供の成長にちょっぴり寂しく感じたりもしました。
いやいや!今はまだ勉強の真っ最中なので、まだまだホッとも出来ないし、まだ全然中学生にもなってないし、全く寂しがっている場合ではないのですが!
目的を果たしたであろう去りゆくテキストたちを見て、なんだかしんみりしてしまったのでした。
あ、でも、私も娘も「捨てられないタイプ」なので、受験が終了してもなかなかテキストを捨てられないかも。思いの詰まったテキストを捨てるのはかなり勇気がいりそうです。量が多いので邪魔すぎる・・・どうしよう。(だから、まだ受験は終わってないんだって!悩むにはまだ早い!)
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