【中学受験の息抜きに】これもあれも漫画で学習

学習漫画 中学受験

こんにちは。

 

日本の漫画ってすごいですよね。昔からある歴史漫画や伝記漫画から、「これも実は学習漫画!?」っていうものまで、今やいろんなジャンルのものがあります。

我が家では、勉強の息抜きも兼ねて漫画を活用しています。今日はそのいくつかをご紹介します。

 

「まんがで読む」シリーズ 学研まんが日本の古典

学研が出版している日本の古典です。

「まんがで読む~」は10冊ほど出版されています。

「万葉集・古今和歌集・新古今和歌集」、「徒然草・おくのほそ道」、「竹取物語・宇治拾遺物語」、「古事記」、「平家物語」、「枕草子」、「四谷怪談・雨月物語」、「南総里見八犬伝」、「源氏物語」、「百人一首」

 

子どもにも分かりやすい内容で書かれていることはもちろん、例えば「枕草子」の場合は清少納言がどんな人だったのか、どういった背景で枕草子を書くようになったのか、といったバックグラウンドも漫画で描かれているので、時代背景や全体像がとても掴みやすいです

漫画の部分以外にも、詳しく説明が書いてあるページがところどころあります。

 

「うちの娘(5年生)は説明のページ(漫画以外のところ)は読まないのでは?」と思っていたのですが、興味を持ったのか意外と説明も読んでいました。

 

このシリーズの中では「枕草子」が特におすすめです。枕草子に書かれている内容がざっくり分かるます。また、平安時代の雰囲気が味わえる上に、清少納言が仕えていたのが藤原道隆の長女・定子なので、

娘:藤原氏って・・・いつの時代だっけ~~?

私:定子、清少納言、枕草子!

といった具合です。

dakoko
dakoko

蘇我氏、藤原氏、北条氏がこんがらがっているようです・・・

 

源氏物語は「なんだかいやらしそうで、小学生には早いのでは?」と思っていました・・・

実際にこの漫画でも、源氏の君は次々にいろいろな女の人のところに行くのですが、娘は健全に真正面から話を受け止めていました。

ミカン
娘ミカン

源氏の君が女の人たちを悲しませているのでは・・・

そして、勉強には関係ないのかもしれませんが、娘の一番のお気に入りは「四谷怪談」です。

もちろん少し怖いストーリーですが、最初に「歌舞伎の演目として作られたお話」ということが書かれているので、「作り話なのね!」という気持ちで読み始めるので、怖がりの娘が読んでも大丈夫でした。(むしろお気に入りです)

大人が読んでも面白いのでお勧めです。

 

ことわざ大百科

成美堂出版の「ことわざ大百科」。

女子受けがとてもよさそうな「オシャレ」や「恋」などがテーマの漫画です。漫画の中に「ことわざ」、「慣用句」、「故事成語」が盛りだくさんで、700以上の言葉が入っています。

この本のいいところは、「ことわざ」ごとにストーリーが書いてあるわけではなく、話が続いていくところ。(「ことわざ」ごと、1ページごとに異なるストーリーが書いてあるのではなく、ずーっと話が続いている)

 

例えば第1章の「ときめきスクールデイズ」は仲良し女子2人を中心に、転校生の素敵男子や噂好きの女子が現れたり・・・といったストーリーで、第1章の間のストーリーはほぼ途切れることなく続いています。

 

「ことわざ」ごとに4コマ漫画のように違うストーリーが書かれている本もあるのですが、その場合集中力が途切れがちになり、いまいち記憶に残らないことも多いです。

その点、この本はお話が続いていくので、一気に集中して読むことができますし、「ことわざ」の意味(解説)をわざわざ見なくても、意味を推測しやすいです。

 

第9章まであるので、9つのストーリーで構成されています。(章ごとに登場人物や内容が変わります)

子どもが好きそうな絵ですし、恋、友情、転校生、パティシエ、ツインズ、オシャレ、と女子が好きそうなお話ばかり。

 

また、「さくいん」もあるので、目当てのことわざを探すのも簡単です。

 

はたらく細胞

人間の中にある「細胞」を擬人化した言わずと知れた大人気漫画です。

赤血球白血球血小板を擬人化していて、名前も「赤血球」「白血球さん」「血小板ちゃん」とそのまんまなので、とても覚えやすい!

 

赤血球は常に酸素や栄養、二酸化炭素を運び続けています。

白血球はダガーナイフを振り回して細菌やウィルスを抹殺。血が飛び散るので少々ワイルドではありますが、それはただ単にお仕事をしているだけのこと。

みんな真面目にお仕事しているだけなのに、とても面白く描かれているので小学生でも楽しめます。

 

中学受験には関係ないキラーT細胞やNK細胞、B細胞なども出てきます。正直、中学受験には関係ないことが盛りだくさんです。

しかし、この漫画の一番いいところは、「血液循環に全く興味を示さず、動脈と動脈血の違いすらなかなか覚えられなかった娘が、血液循環が大好き!」になったところ。はたらく細胞には感謝しかありません。

 

また、「はたらく細胞」は全5巻なので読むのにそれほど時間はかからないのもGoodなポイントです。

dakoko
dakoko

他にも「はたらく細胞BLACK」や「はたらく細胞フレンド」、「はたらく細菌」などのシリーズはあります。

アニメ化もされていて、Amazonのプライム会員ならプライムビデオで見ることができます。

アニメは非常に良く出来ていて、原作の漫画とほぼ同じ絵、同じ内容です。

ちなみに、アニメは第二期の製作が決まっているようです。

 

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