リコーダーにまさかのカビ!?しっかり水洗いしました

リコーダー その他

3年生以上の小学生なら必ずといっていいほど持っているリコーダー(縦笛)。音楽の授業でリコーダーを使用することって多いですよね。

リコーダーは普段、学校に置きっぱなしになっていることが多いのではないでしょうか。

 

うちの娘の場合もリコーダーは通常、学校に置いています。

dakoko
dakoko

「練習したい」と持って帰ってくることも稀にありますが

うちはリコーダーのお手入れは完全に娘に任せっぱなしです。それがいけなかった・・・

リコーダーを購入してから2年半が経ったある日、娘がこういうのです。

ミカン
ミカン

リコーダーがカビてるかも。口をつけるところの中に黒い点々がある

「えっ!?」

恐ろしすぎます。とにかく自宅へ持って帰ってくるように言いました。そして見てみると、分かりにくい場所ですが、吹き口(ウィンドウェイというそうです)の内側に確かに黒っぽいものがあります。

吹き口にカビ

「娘よ、よくぞ気が付いた!」

カビ?に気が付いたことは偉いのですが、なぜこんなことになったのか・・・

娘に聞いてみると、リコーダーのお手入れは全くしてこなかったそうです。

 

リコーダーの種類

娘のリコーダーは、YAMAHAのソプラノリコーダー

YRS-301Ⅲ

です。

リコーダーには木製もあるようですが、こちらのリコーダーは樹脂製です。

木製よりも樹脂製のほうが、しっかり洗えそうなのでありがたいです。

 

本来のお手入れ方法

リコーダーに付属していた取扱い説明書によると、

・演奏後、ガーゼなどで丁寧に水分を拭き取る。付属のそうじ棒にガーゼを巻きつけて、内側の水分も拭き取る。

・外側についた汚れは石鹸水を含ませた布で、つなぎ目のクリームがとれないように注意しながら拭く。ベンジンやシンナーは使用不可。変形する可能性があるので、熱湯煮沸は不可。

 

YAMAHAのホームページなども確認しましたが、「お手入れしないとカビる可能性がある」といったことは書いてあるものの、実際にカビた場合のお手入れ方法は見つかりません。

 

困りました・・・

娘はお手入れをせず、たまにリコーダーを持って帰ってきたとしても、私も何もせず・・・反省しています。

 

ミカン
ミカン

周りのみんなはガーゼで拭いたりしてたけど、私は滅多に拭いたりしてないなー

 

ちなみに、取扱説明書には「水滴がつまったら」ということで以下のような記載もありました。

ウィンドウェイ(口をつける部分)に水滴が詰まった時は、ピーッとならないように窓の部分(口をつける部分に近いところにある四角い穴)をおさえ、強い息を吹き込む。

確かに私も小学生の頃に窓の部分を押さえて息を吹き込みました!(取説を見ていると、はるか昔の記憶がよみがえってきました)

 

塩素を使用して丸洗い

カビのような黒い点々。

中性洗剤だけで洗うことも考えましたが、カビといえばやはり塩素系洗剤

検索してみると「実際に塩素系洗剤でリコーダーを洗った」というサイトもちらほら見つかります。

 

「塩素系洗剤で洗ったら、ロゴが消えてしまった」というような内容もありましたが、うちの場合は予防として塩素を使用したいのではなく、カビを実際に退治したいのです。

dakoko
dakoko

カビさえなくなってくれるなら、ロゴなんて消えてもどうでもいい

ということで、

リコーダーを3つに分解。その分解したリコーダーとそうじ棒に「キッチン泡〇イター」を吹きかけて、しばらく放置。そして洗い流し、食器用中性洗剤で洗いました

リコーダー分解

 

塩素を使用したのでもちろん黒い点々もスッキリなくなりました。

dakoko
dakoko

気持ちもスッキリです!

 

リコーダーの入れ物(専用ケース)も湿っぽく感じたので、こちらも洗濯用の中性洗剤で手洗いしました。ケースはもともとはピシッとハリがあったのです、洗うことによって少しヘタっています。

dakoko
dakoko

カビとサヨナラ出来るなら、ケースのへたりなんて全然OKです。

 

ところで、他のサイトに記載されていた「塩素を使用することによってロゴが消えた」問題ですが、そもそもうちの場合、ロゴはもともと少し消えかかっていました。(娘が使用したための経年劣化)

塩素後にロゴが消えたかは・・・うちの場合は、何も変化はなかったと思います。消えかかったロゴは同じように消えかかったままです。名前もリコーダーに刻まれているのですが、名前は綺麗に刻まれたままです。

消えかかったロゴ

 

リコーダーを乾かした後は、つなぎ目に付属のリコーダークリームを付け、組み立て直して完了です。

 

少し後悔したこと

リコーダーを洗った後、水滴を取ろうとキッチンペーパーで外側も内側も念入りにゴシゴシ拭きました。すると、静電気が発生したのか、小さいホコリや消しゴムのカスが簡単にくっ付いてしまうことに・・・もうすぐ11月という季節柄もあるのかもしれませんが、あまりゴシゴシ拭くのはお勧めではありません。ただ、この静電気。気にするほどでもありません。娘は全く気にしていいない様子です。

ミカン
ミカン

静電気?ふーん。

最後に

うちの場合のカビは、リコーダーの口をつける部分の中でした。少し老眼がかっている私では気が付くことができないレベルです。娘が気が付いて教えてくれたので、綺麗にすることができました。

 

子どもの使用するものなので、本人たちがきちんとお手入れしているかなんて正直怪しいものです。みなさんも一度確認してみては如何でしょうか。

 

少し悔いが残るのは、自宅に放置している「鍵盤ハーモニカの吹き口やホースもついでに一緒に洗えばよかったかな」ということでしょうか。鍵盤ハーモニカもカビの温床のような気が。

 

ちなみに、管楽器の内部に繁殖した菌によってバグパイプ奏者が死亡した例もあります。学校で使用しているリコーダーでそこまでになるとは思えませんが、子供の使用するものなので、出来るだけ綺麗にしておきたいものです。

 

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