あのお掃除で有名なダスキン。
なぜか水耕栽培もやってます。(ダスキンでは「水耕生活」といいます)
ダスキンのスローガンが「喜びのタネをまこう」だからでしょうか??
ダスキンの水耕生活とは
植物を育てる場合、たいていは日当たりの良い土の上に、種や苗を植えて毎日水をやり、肥料をあげ、害虫を気にしながら育てます。
しかし、ダスキンの水耕栽培はもっとずっと楽に植物を育てることが出来ます。
水耕栽培は、屋内で栽培ケースの中に水と液体肥料をセット。スポンジの上に種をまいて野菜を育てます。
そして、約4週間後、食べることが出来るんです。
栽培ケースの天井に付いている「LED照明」が太陽の代わりです。下の部分にある水の中には、エアストーン(金魚の水槽に入れるブクブクのような感じ)を入れて根に酸素を送ります。よって、コンセントは必要です。
LEDは一日中点灯しているわけではありません。自動で点灯、消灯します。
自分で点灯時間を設定することもできますが、我が家は初期設定の6時から22時まで点灯させています。
我が家は2017年の9月頃からやっているので、もう1年以上この栽培器と暮らしています。
下の写真が我が家の中型水耕栽培器。
手前には前扉があるのですが、上の写真では中が見やすいように開けた状態です。(通常は閉めてます)
向かって右側に緑の画用紙、裏に水色の画用紙を貼っていますが、
これは栽培器の天井にあるLEDがとてもまぶしいから。画用紙を貼って、まぶしさを抑えています。
もちろん前扉にも画用紙を貼ってます。(下の写真は、前扉を閉じた状態)
前扉の全面に画用紙を貼ってしまいたいくらいですが、そうしてしまうと野菜の成長が見えなくなってしまうので、上半分にだけに貼っています。
水耕栽培のデメリット
音がうるさい。
エアーを送る音と思われるブーンという音が結構大きいです。
寝室には置きたくないです。
ただし、エアーを送っている時よりも止まっている時間のほうが長いので、魚の水槽のようにずーっとうるさい訳ではないです。
それにきっと、気にならない人もそれなりにいると思います。
収穫後に苗床パネルやケースの水洗いが必要
栽培ケースは意外と汚れている上に、なかなか汚れが落ちません。
ケースやパネルはサイズが大きいので、洗うのが少し厄介です。
種を植える時に、土替わりのスポンジ26個をしっかり濡らす
スポンジをしっかり水にくぐらせて濡らすこと自体は簡単ですが、意外と失敗します。うまくずぶ濡れになっていないのか、他と比べて水が浸透しきっていないスポンジが毎回出てしまい、そのスポンジからはたいてい発芽しません。
念入に水に浸すのは、意外と面倒ではありますが、月1回だけの作業なので、横着者の私でもなんとかやってます。
LEDがまぶしい
「見てはいけない」と思うと、人はついつい見てしまうもの。
ついつい、うっかりLEDを見あげてしまうと、かなり目が痛いです。
私は1年で2度ほど目をやられました・・・
水耕栽培のメリット
食べられる!
とにかく、これにつきます!!
育てた満足感や達成感がある上に、新鮮なので健康的なような気もします。収穫の時期は毎回楽しんで食べています。
虫と無縁
家庭菜園の場合、少なからず虫は付きますよね。
虫嫌いの人にとっては見たくもない存在ですし、「薬をまいたほうがいい?」しかし「薬は体に悪いような・・・」などの悩みも発生します。
ところが、水耕栽培には虫が付くことはありません。虫とは全くの無縁です。
これは本当にすばらしい!!
種まきが終わえば、収穫までほぼ放置
1週間くらいで間引き、2週間くらいで水が足りなくなってくるので、液体肥料と水を追加しないといけませんが、それ以外は放置です。
素人としては間引きはとても心が痛い・・しかし、作業的には楽々です。
水と肥料の追加も手間というほどの作業ではないです。しかもこの追加は1度だけです。
それでも放置してしまい、全部枯らしてしまったことも・・
手が汚れない
土に植えると少なからず手が汚れます。
が、水耕栽培は手が汚れません!
水で手が少し濡れることはあっても土には触らないので、もちろん爪の中に土が入るなどもあり得ません。
気象条件に左右されない
ベランダなどで行う家庭菜園の場合、台風や大雨などの際は、プランターを動かしたほうがいいか、など少し悩みますよね。
水耕栽培は屋内での栽培なので、そんな心配は無用です。
ただし、大地震の際は水(水プラス液体肥料)がこぼれてしまうのでは・・・と思ったりもしています。我が家の場合、大地震の時は熱帯魚の水槽の水もこぼれるかもしれないので、あまり考えてもしょうがないかなとは思ってます。
ダスキンの場合、月に1回種を届けてくれる
月に一度、種がポストに届くので、買いに行く必要はありません。
種の種類は事前に選ぶことが出来ます。何の種でもいい場合は、「お任せ」にすれば向こうで勝手に選んで持ってきてくれます。
我が家は「お任せ」にしているので、何の種が届くのかはお楽しみです。
小学生の理科の勉強になる
発芽の3要素(水、空気、適当な温度)を直に体験できます。
種まき後、栽培器は「発芽モード」に設定するのですが、この発芽モードは真っ暗な状態で、LEDは付きません。
我が家では、「発芽には光は必要ないんだよ~」と言いながら観察しています。
発芽モードは自動で解除され、LEDが付くようになります。
植物の成長に必要な5条件(上記3つの水、空気、適温に加えて、肥料、日光)も直に感じることが出来るので、小学生の理科にもってこいです。
最後に
水耕栽培は、デメリットもありますが、野菜が大きく育ったときや食べるときの満足感もあるので、オススメです☆
やってみようかどうか悩んでいる人は、とにかく一度やってみては!
そういえば、室内で栽培する水耕栽培は、野菜が病気になりにくいらしいのですが、
なぜか2回目だったか3回目だったの栽培で、うちの野菜は病気になり、泣く泣く全部刈り取ってしまう出来事がありました・・・
栽培器の内側をアルコール(私は余っている焼酎を使いました)でふいて消毒。
あれから1年たちますが、それ以来病気には無縁です。
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